2009/06/01
先日、他コンテンツを更新停止した関係で、ここもこのままにするか迷いましたが、サーバー移転を検討です。
気が変わりました。
久々にTS1を遊んでみたです。
まずは体験版の方を。
いわゆるSLGとしてだと、体験版だけでもゲームになっているのが面白いです。
対戦モードが、比較的良い出来でした。
ベルサガも、この対戦モードのバランス良さを出したかった感じがしました。
SRPGにこだわらず、SLGで出しても面白いです。
後は、淡白なキャンペーンモードです。
時代も大きく移り、盛者必衰の流れが目に付きます。
今の様々なブームメントの中心が、某人がかつて某所にて語っていた通りに進んでいて、SRPGは乗りそびれた感じです。
男キャラの多様化が特に目立ってきたのが、ここ数年の傾向で、それに乗れてるところが今の時代を支配してます。
勝ちフラグって大事です。
かつてFEジャンルにいた通称「サンFC☆」の知り合いは、今は別ジャンルの関連で集まるのがほとんどで、
移動したジャンルは比較的時代の流れに乗れてて、喜ばしい反面ちょっと悔しい面もありました。
いつの間にか、みんな静かに出て行ってしまったんですよね。もしくは兼用で、自然と他ジャンルの比率が広がって。
他所では実現してることが、SRPGでは出来なかった。いや、以前は出来てたのが今は出来てないのに対して。
残念だけど滅んだんですよね。
たとえばアルベルみたいな格好の男キャラとか、今の時代は最先端。でもSRPGでは滅んだから。
某人は、あとは男天馬系とかも説いてたけど、ああなるほどと今になって感じる部分が強いです。
それでも、FEとベルサガは惜しいところまでは行ってて、ある1点でFEは終戦になるも、可能な限り粘った感触。
ベルサガもいまいち作者の本意を感じさせない内容。キャラの言動が、ところどころ加賀氏らしくありません。
しかし、時代は移っていきます。
アメリカの政権も変わり、日本も不可思議な時代へと入ってきました。
そんな中で、久しぶりに体験版を遊んでみたら、SLGパートの対戦モードが結構面白い。
普通にゲームになっています。
パラメータ育成が無くても、チーム操作で楽しめるというのを、8年掛かりで気がついたみたいな。
ベルサガがパラメータ育成の色を消して、スキル習得をレベルと熟練方式にしたのも分かります。
ここだけの話、同時ターン制が将棋みたいに1手1キャラずつ双方で回す方式にして、分かりにくい要素を外せば、ベルサガはかなり楽しめたかもしれません。
キングオブオキングスみたいな感じにして、SLGとして出した方がバランス良さそうですね。
キャラ性能をどう生かすのか、それを考えるだけで楽しいです。
単なる雑兵でも大切な駒で、勝敗を分ける大きな要因にもなります。
盗賊のユニを竜騎士が追い詰めるも、民家から出てきたのが弓使いのラケルで、仕方なく竜騎士は下がっていくとか。
天馬乗りが敵と距離を空けつつ戦場の隅を進んで、がら空きになった拠点を不意ついて制圧し勝利するとか。
防衛に誰か入れば、その分攻め手が減るから放置して民家を回ったり、戦場にフォローとして遊撃参加したり。
この飛行系ってのは、SLG色になったら使い手を選びそうですね。
あと、多様性あるモンスターがいるのも面白いです。
体験版だと、モンスターも名前ありキャラや名無しキャラに性能で負けてなく、それがまたゲームとして面白いです。
過剰な育成があると、育ちで全部決まってしまい、単なるパワーゲームでしかなく、面白くありません。
三国志大戦というゲームは、ユニットをカードにして、何枚かのカードをチームにして相手を倒していきますが、
スキルがいくつか後から微細でも付く事はあれど、基本はデッキ操作が勝敗の鍵となります。
リアルタイムで操作する為、機転が利かなくてはすぐに負けてしまいます。
一定レベルになると、それまでの戦果(マスクデータ)で覚えるスキルが出てくるとかの方が、妥当なのかもしれません。
スキル数も、強いのと弱いのとでスペックを決めて、強キャラにならない事で。
パラメータの伸びはベルサガ型が理想で、メルヘンの1/3くらいの成長でもいいくらいでしょう。
基礎のパラメータを維持する事で、性能による役割分担が生きて、先に書いた竜騎士の攻勢から撤退までのサクセスみたいなのが生きてきます。
そうなると、SLGでもいい気がして、RPGパートはキャンペーンモードくらいの軽さで、後は個々人の妄想任せ。
三国志大戦みたいに、最初はデッキの幅も狭いけど、プレイしまくる事で新しいキャラが出て来て、使えるようになるとかね。
でも、それだと最後は全キャラ埋まってしまうから、一定人数以上になったら誰かをチームから外さなくてはいけない感じにして。
マップは色んなのを作って、キャラも色んなのを作っておけば、キャラ操作の楽しみを重視する人からは、さぞやワクワクしそうです。
FETCGのキャラメイクは、そういった意味ではコンピューターゲームとしてもやれそうです。
ただ、コンピューターゲームなら、スクエアやヘックスにして盤面を広くしても遊べます。
1対1だけでなく、1対2や2対2、1対3なんてのも面白そうです。
TS体験版は、その辺の楽しさを思い出させてくれました。
もう辞めていたとはいえ、SLGとしてなら楽しめそうです。
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