運用・プレイング法

 更新日:2005/11/08



 こんにちは。ここでは、自分のプレイングを簡単に書いていこうと思います。
 とは言っても未クリアだから、説得力に欠ける内容かも知れません。
 さっさとクリアしてしまいたいところですが…。;

 まず、このゲームの特性を書いてみます。

・難易度はかなり高め
・キャラ要素も意外に濃いが、難易度のあまりの高さにあまり目立っていない
・攻略法を知らないと、簡単にゲームオーバー(進行不可、詰み)となる
・サウンドが良い
・グラフィックはあまり重視していない(とは言ってもパッと見はPS1並み)
・兵法を知る人は勝てて、知らない人は負けるバランス
・改造機器を使ってもクリアできるとは限らない?らしい

 難易度はかなり高いようです。
 自分も、攻略関係を見ないで進めていたら、未クリアのまま今に至ってしまいました。
 途中でPS2の故障があって、しばらく間が開いてしまいまして。

 SRPGが始めての人は、素直に攻略サイトや本を読んだ方がいいかも知れません。
 仮に読まれたところで、必ずしも進められるか分からない難しさでして。(汗

 このゲームを始めて、最初に目に付く苦情は以下の通り。

・すぐにキャラが死ぬ
・敵が強すぎる
・回復量が足りない
・攻撃が全然当たらない
・武器がすぐに壊れる
・お金が足りない
・武器が売り切れてて戦えない
・グラフィックがヘボい
・改造しても先に進めない

 これはどの人も最初につまづくから、気にしない方が良いでしょうね。
 確かに良く死にますし、お金も全然溜まりませんから。

 では、この辺で適当にプレイングを書いて行きます。
 この方法は、自分が二週目を始めたらすると思われる動きです。
 初回をプレイした経験と、長年FEをプレイしてきた経験を元に書いていければ。

0:FEとは?:

 最初に書いておきますね。
 FEというのはベルサガと同じSRPGで、正式名称は「ファイアーエムブレム」といいます。  TS1の原作者の加賀氏がかつて携わっていた作品で任天堂が出しています。
 ジャンル内にいると嫌でも聞く単語でしょうから、先に書いておきます。^;

1:ゲームを始める前に:

 説明書を読んでおく。
 あと、オープニングの画面を一度は確認しておく。
 どこに詰まらない為のヒントがあるか分かりません。読んでおくに越した事はありません。

2:セーブの仕方:

 ベルサガはセーブする箇所が8つ?ほどありますが、基本的に全て使うつもりで。詰まり防止に役に立ちます。

 一番上には、章クリア前のデータ、上から二番目はナルヴィア城下町で。
 三番目からは戦術マップの領域。5ターン毎に下にセーブして行きます。
 一番下以外全て埋まったら、5ターン目から上書きして行きます。

 一番下は、マップクリア時のセーブデータを保存します。
 これは、城下町データーで何かしらミスをした時に、しっかりとやり直せる様にです。

 セーブデータの管理がしっかりしている事が、プレイ時間の短縮と詰まり防止に役立ちます。

3:事前準備の時点で、闘いに勝てているようにする事:

 つまり、ナルヴィア城下町にいる時点でマップクリアが出来るように、しっかりと準備しておきたい。
 戦術マップに入って、色々ともがいだ挙句、ナルヴィアでの整備からやり直しでは、結果的に無駄な時間を食います。
 時間の無い社会人は、特に気を配りたいところでしょうか。
 自分の場合、ナルヴィアでの調整の方が、戦術マップでの時間よりも明らかに長いです。
 11章くらいになると、どちらも長くなってくるけど、それでも準備の時間は長めですね。

4:キャラが死亡(取り逃し)したら、そのまま進めてしまわず、リセットをしてやり直したほうがいい:

 ベルサガは、合計32人ものキャラが仲間に入るわけですが、人が欠けている所でクリア自体は可能です。
 しかしながら、死亡したり仲間にしそびれると、後が苦しくなるキャラも存在します。
 出陣できるキャラ数が少ない場合、それだけ攻略に関する選択肢が狭まるわけなので、なるべく人数は維持したい。

5:レベル上げをしたところで、大した差は生まれない:

 これはベルサガ特有の現象なのですが、大抵のRPGはレベルを上げると大幅に強くなります。
 Lv1とLv30が闘えば、100%Lv30が勝利するはず。
 しかし、ベルサガではそうでもなかったりします。
 レベル上げは、単純にクラスチェンジ条件の達成と、スキル取得くらいしか優位点はありません。
 なので、しばらく使わないでいたユニットであっても、状況によっては使い始めた方がいい場合も。

6:騎士団入り(クラスチェンジ)をするキャラは最初から決めておく:

 全員を騎士団入り、クラスチェンジをさせるのがベストではありますが、それをしたところでクリアできるとは限りません。
 始める前に、攻略本やサイトを確認して、どれを使うのかを決めておくと、無駄なくプレイが出来ます。

7:軍編成に偏りを作らない事:

 偏らせると、確実に詰まります。
 これは主にキャラを無双させて爽快感を味わう「FEやTS1などをなまじ遊んでいる人」が陥りやすい現象でしょうか。
 キャラ愛偏重で進めようとすると、大概詰まってゲームオーバーです。
 マップによっては、愛キャラであっても引っ込ませるくらいの大胆さが問われます。

 一例として「剣士ばかりの軍隊」や「騎馬隊ばかりの軍隊」「魔法使いばかりの軍隊」「女キャラばかりの軍隊」。
 こうした軍隊は、相当ベルサガに慣れてでもいなければ、クリアは難しいです。
 なぜなら、どのタイプにも苦手とする敵が配備されているからです。

 剣士なら、再移動力や守備力や移動速度の面で欠ける為、手早く移動して救助しなければいけないものがあるマップや、 攻撃力の高い敵なんかが相手だと、すぐに死亡して先へ進めなくなってしまいます。
 魔法使いも同様で、防御力が無いのですぐに死んでしまいます。

 騎馬ばかりは、馬が尽きるリスクが非常に痛め。こちらは破産するパターンが多いです。
 更に槍の品切れで、ハンドスピアしか使えず、戦力的に詰まるケースも。
 女キャラばかりは、一見バランスが良さそうにも見えるけど、総じて防御能力に欠ける傾向で、 更には高火力を期待するには高価な武器頼みな面もある為、懐がきつめです。

 詰まるケースとして最も多いのが、この軍隊バランスの悪さでしょうか。
 無理する軍編成をするから、アイテム消費にも無駄が生じ無駄な資金を投じるハメとなり、 無駄なリスクを背負わなければならなくなる訳です。
 よほどの腕前の持ち主でなければ、偏った軍編成で挑むのは自殺行為でしょうね。
 普通にプレーしても大変なのに、自ら縛りプレーをして難易度を上げているのだから。
 それで難易度が高いと言っている様だと、何とも如何とし難い話で。(苦笑

 クリアを第一目標としないなら、どんな構成でも別に問題はありませんが、 腕の無い人が仮にもクリアを目指すならば、当たり前の事ですがシビアな軍編成を心がけたい。

8:軍の編成法:
 7番目の続きです。
 ここに書くのは、あくまで自分の場合です。
 人によって、いく通りにも変化する場所であり、これという型は存在しないのが現状です。
 しかしながら、ある程度はコツというかポイントがあります。
 その部分を書ければと思います。

 まず「アタッカー」「ディフェンダー」をしっかりと区別する。
 攻撃をするキャラと防御をするキャラとで、運用法がだいぶ変わります。
 オールアタッカーやオールディフェンダーといった偏る編成をすると、当然の事ながら難易度は大きくアップし、 最悪「詰み」となる恐れも高いです。
 他のSRPGでは、攻撃も防御も兼ね揃えた万能ユニットによる、無双行為(単独で敵部隊を壊滅する事)が簡単に出来ますが、 ベルサガに関しては、マップによって有用なキャラが変わってきます。
 なので、味方になるキャラは全て育てておきたいのは間違いありませんが、いるとだいぶ楽になるキャラも存在します。

「フェイ、ダウド、ラレンティア、ペルスヴェル、サフィア」
「セネ、クリフォード、エルバート、イストバル」

 セネに関しては、クラスチェンジをしているのが条件。それ以外ならセディ優位。
 ペルスヴェル、エルバート等の弓回避持ちは、後になるほど存在感が増して行きます。
 支援関係のある「エニード・クリス」とセットで使う手も。
 同じ要領で「ファラミア・パラミティース・ルヴィ」辺りを加えれば、戦力としては充分やっていけます。
 これに「リース・ウォード」を加えれば、もう16人揃います。
 このように、主要キャラをあらかじめ設定し、主要キャラの欠点を補うように加えていけば、有効な戦力で軍が組めるようになります。

 とは言うものの、アグザルを使いたいとか、ウォローを使いたい、アイギナを使いたい等という場合も普通にあります。
 そういう場合は、上記の編成から似た様な兵種のキャラと支援相手を外し、代わりに組み込めば簡単に変えることは出来ます。
 少々、編成のバランスが崩れますけどね。イゼルナなんかも普通に重宝しますから。

 あと、主要キャラが登場するまでの繋ぎとして、代替として使うキャラも普通にいます。
 レオンとアデルなんかは、そうした二人ですね。運良く高成長を遂げたりすれば、そのまま使う選択も生まれます。
 後半に入ると、基本的に能力の良いキャラが加入してきますが、これらのキャラに関しては、無理してまで使う必要はありません。
 既存のキャラがある程度育っているなら、そのキャラを引き続き使えば問題ありませんから。
 必要となるのは、既存のキャラが何らかのアクシデントで軍にいない場合、若しくは成長が思わしくないケースです。
 そう言った場合には、出番が来るかと思います。

 どのキャラが何の技能を育成すると良いかに付いては、攻略本や攻略サイトに出ていると思うから、省略します。
 どんな手順で攻撃や防御をすれば良いのかに付いては、別途領域を設ける予定です。(作成希望の声が多ければ早めに作るかも)

9:熟練度は最初のうちに上げておく:

 熟練度は一定の回数武器を使うとアップして行きます。
 その事を踏まえ、安い武器を使って、確実に上げておきたい。
 このゲームの苦情の一つである「攻撃が当たらない」問題は、これで解決します。

10:武器の持ち方:

 武器や魔法アイテムにも持ち方があります。
 ただ漠然と強い武器だけを持つRPG手法で行くと、途中で武器が尽きて確実に詰みます。

 まず、どのキャラも必ず「販売数が∞の武器」を所持させる事。(例外あり)
 プラス「強い武器」を最低一つ所持させる。

 例)自分のルヴィの場合
 「ハンドスピア、ハイメタルソード、スピア、アスピス、携帯袋(ポーション、ピラム、ウインドスピア)」

 並び順も、大体が「汎用武器、別属性の武器、メイン属性の上位武器、盾、携帯袋(ポーション、サブ武器)」です。
 どのキャラも同じパターンで並べていれば、武器の把握もしやすく操作ミスをする確率も格段に低下します。
 リセットによるやり直しが多く、同じ動作をする事が多いから、少しでもストレスを下げる為にそうしています。

 自分の場合、前線に出やすいキャラと後方キャラに携帯袋を渡しています。
 倉庫には2〜4つしか置いていません。
 袋には、区別できるように「FEの武器名」を付けて判断しています。
 TSで無いのがポイント。(同じ名前の武器があると見分けにくい為)

 携帯袋は他のキャラとの共有に近く、上の場合だと剣と槍使いとで出し入れや交換をマメにしています。
 上の場合、ウインドスピアも袋に入っていますが、基本的には使わない前提です。
 しかし、状況によってはどうしても歯が立たない相手が出てくる場合も多いです。
 そういう時に備え、一発逆転の要素を持ったレア武器を倉庫から出して持たせておくと、いざという時にやり直さずに済むかも知れません。
 マップのやり直しを防ぐ手段でもあります。

 例)自分のクリスの場合
 「ショートボウ、ライトクロスボウ、木の矢、鉄の矢、携帯袋(パワーボウ、ガドリングボウ、鋼鉄の矢+、馬殺の矢、ヒートアロー)」

 これも、先の場合と同じく「弓、石弓、威力の異なる矢2種、袋(サブ弓、サブ石弓、サブ矢、盾持ちにダメージの通せる矢)」。
 弓に限らず、基本的に威力の異なる武器を最低「2種類」は持つ事。
 そして、使う時は安い武器から試してみて、それで倒すのが苦しそうな時は、強い武器を使う感じで。

 弓の場合、弓と矢との組み合わせによって、自由自在にダメージ値を出す事が出来ます。
 プラス、命中値も同様です。
 「弓毎」に命中率の異なる弓を持たせておき、更に「〜の矢+」の矢を持たせて置く事で、安定した命中が期待できるように。
 そして、特殊効果のある矢を携帯袋に2種類入れておく事で、前衛のフォロアーを目指します。

 盾持ちにダメージを通す矢(上だとヒートアロー)は、特に射撃待機をするキャラが盾持ちを止めるのに必須です。
 特に盾熟練持ちの敵は、攻撃の多くを防いで来て非常に厄介です。そういう時に、相手の攻めを確実に止める為に必須の矢です。

 運用法に付いても書いてしまいましたが、別途記載できればしたいと思います。

11:戦略面での定石:

 プレイをする際に城下町でするべき点です。

・早い段階で、家具の「宝箱」を購入し、財宝を手に入れる体制を作る事
 後半に入る頃に元は取り戻せます
・食事にはこだわらなくてもいい(命中+20、スキル付加、馬HP回復にだけ)
 食べる際には、好きな食べ物以外は食べさせない
・コレクターアイテムを確実に揃える(どこで手に入るか調べておく)
・合成アイテムを上手くやりくりして、急いで武器やオーブを完成させない(倉庫代わり)
・同じく、質屋も倉庫代わりとなるから、捕獲プレーをしている時は是非とも利用したい。
・武器屋の武器は無くならないので、急いで買う必要は無い
・戦術マップで手に入れた馬は、急いで使ってしまわない(やせた馬をあえて買って済ませるケースもあり)
・騎士団入りをさせない傭兵キャラを最初に決めておき、武器アイテム保管庫とする(13章まで)
・サフィアは必ず雇い、サブマップメインで使う(毎章、無料でハーフヒールが使えます)
・ラレンティアは必ず雇っておく。飛竜はHPがないので、同じ値段で馬を買って騎馬を使うよりも得
・フェイとダウドは他のキャラに付いている成長キャップが無いので、いるなら出来るだけ使いたい二人
・弓回避キャラを最低一人は軍内に入れておく。後でいて良かったと思うことでしょう。(エルバート、クレイマー、ペルスヴェル等)
 加えて「挑発持ち」と「シーフ系」も一人は欲しいか?!(セディで兼用もいいが、セネとエルバートという手もある)
・このゲームは「弓回避」「挑発」「射撃待機」「気合」「粉砕」「盾熟練」がキーとなる。
 どの技も必ず使えるようにしておきたい。
・半端なキャラを使うくらいなら、上級職をメインに使う
 特にお勧めなのがクリフォード、13章以降も使う場合はルヴィを騎士団入りさせるのが条件となるが
・ナルヴィア城下町の時に△ボタンを押すと、編成欄と執務室(外)等が選べすぐに移動できます
・食事内容、販売馬の種類、宝箱などの中身を替えるには、章クリア前にセーブし章が始まったら確認
 気に入ればそのまま進め、駄目ならクリア前のデータに戻って、再度セーブ。これで先のパターンが変わります
・ウォードは編成から外せる
・リースはサブマップ(任務依頼)には出てこないので、出撃する時は優先して使いたい
・家具は買うなら早めに買っておく。そうでなければ買わなくていい
・13章以降は、城下町に行けなくなるので、13章になったら「いらない武器、アイテム、合成アイテム、傭兵の持つ物」でいらないのは全て売却する
 そして、レギュラー陣に必要な武器やアイテムを全て買っていく事。お金は無くなって良い

 ざっと簡単に書いてみました。
 上記のどれかが欠ければ欠けるほど、途端に難易度もアップして行きます。
 これはどのSRPGにも言えますが、ベスト状態で進めている人と、何も知らずに欠けまくりの人とでは、そもそもゲームの難易度もだいぶ違うわけですね。
 不完全な編成状態の方が、完全な編成よりも難易度は上なので、事前の準備が大事となります。
 前章でのミスは後にまで響きますので、ミス行動をしたら速やかにリセットをした方が後々困らずに済むでしょうか。


 戦術マップでの定石(あるのか?)は、攻略本やサイトにある動き方をすれば、ある程度は何とかなると思います。
 ここでもしも書くなら、各武器毎の使うタイミングとかになりそう。
 今回は書かない方向でよろしくです。(続きとして書くか、別途コーナーを作るつもりです〜)


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